いぼたろうの あれも聴きたい これも聴きたい

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カテゴリ:書籍( 4 )


2007年 09月 16日

"THE E.M.G. STORY"

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連休で久しぶりに時間があるので、表記の本[1]を読んでいます。

以前、ボクがHMV163を買った人から聞いた話では、この本が出てからEMGの価格が高騰した、そうです。罪作りな本ですね。
でも、おかげで、今までごっちゃになっていた、EMGとExpertの製品のラインナップがやっとわかりましたが、ここでは、まず皆さんがもっとも興味を持たれているであろう、あのホーンの材質についての記述をご紹介しましょう。

In the interests of keeping costs to a minimum, the horn was again to be built of layers of
laminated paper.
Horns of this date have been found to contain the papers of London telephone directories
and daily newspapers.

今まで噂として取り沙汰されていた、ロンドン市の電話帳、それに新聞紙、とはっきり書かれています。

それから、E. M. GinnがなぜE.M.G.を離れてExpertを設立したか、これについても長々と記述があって、まだそんなに詳しく読んでいないのですが、E. M. Ginnは純粋に蓄音機を作りたかったのに、共同経営者のBalfour Daveyは、レコード販売を含む、音楽愛好家に対する「完全なサービス」を目指していたようです。
ですから、E.M.G.は、戦後になっても電蓄を作り続け、1970年代終わり頃まで存続したようです。
おいおいご紹介したいと思います。

[1] Francis James, "THE E.M.G. STORY", (Old Bakehouse Publications, U.K., 1998) ISBN 1 874538 27 1
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by ibotarow | 2007-09-16 20:47 | 書籍 | Trackback | Comments(2)
2007年 09月 06日

リング・リザウンディング

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by ibotarow | 2007-09-06 18:17 | 書籍
2005年 05月 31日

Seventy Years of Issues

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Historical Vocal 78rpm Pressings from Original Masters 1931 - 2001が到着しました。詳しい説明はmr.hmvさんに譲るとして、この本は、副題にもあるように、オリジナル・マスターからの再プレス盤のディスコグラフィーです。前書きには、再プレス盤とダビング盤を識別するのに、もっとも労力を費やしたと記されています。
IRCCには、メイプルソン・シリンダーからの復刻や、表が再プレスでも裏がダビングなんていう盤がありますが、そのような場合はrr (re-recording)と明記されています。
惜しむらくは間違いが多いようです。前出のVictor Red Seal Discographyの本書評を原文で掲げますと、
The extraordinary number of errors and ommisions that were observed in an attractive little book entitled Seventy Years of Reissues.
とはいえ類書がないので、オリジナル盤が買えない私のような貧乏人には、それなりの利用価値は高いと思います。
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by ibotarow | 2005-05-31 18:47 | 書籍 | Trackback | Comments(0)
2005年 05月 28日

The Victor Red Seal Discography

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Volume 1: Single-Sided Series (1903-1925), John R. Bolig著が到着しました。
VictorのDiscographyとしては、mr.hmvさんのHPにあるように、Fagan & Moranのものがありますが、これはマトリクス番号順に並んだもので、アカデミックな価値は高いものの、一般ユーザーには使いづらいものであったようです。それに輸入マスターのレコードは省かれています。
それで、カタログ番号順に編集し、Gramophone Companyから輸入した原盤のプレスも含めたディスコグラフィーを編纂したのが本書です。編集にあたってボリグは、アラン・ケリーとe-mailで連絡を取り合いながら、データの完璧を期したと前書きで書いています。

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上の写真が中身の一例ですが、74196のクライスラーの「愛の喜び」で説明しますと、
C-8951-2の、Cは12インチ、8951はマトリクス番号、2はテイク番号です。
13-May-10は、録音年月日、
Jan-11(26)は、発売年月、括弧の中は半年に1回出るカタログに登場した回数です。
HMVでは、DB 479として発売されたことがわかります。ただ手元には、これより前に発売されたと思われる、
GRAMOPHONE MONARCH RECORD 07936
の紫盤があるのですが、これは載っていません。
また「ウィーン奇想曲」では、両面盤やHMVで、後のほうのテイクが使われているのがわかります。

その他、巻末には、演奏家別索引、曲名別索引、両面-片面対照表などがあり、きわめて利用価値の高い本だと思います。
ただサラサーテは両面盤だけなのか、載っていませんでしたので、Vol.2以降が楽しみです。
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by ibotarow | 2005-05-28 14:55 | 書籍 | Trackback | Comments(0)