いぼたろうの あれも聴きたい これも聴きたい

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2007年 02月 27日

RCAドライバー

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今日、RCAのドライバーが到着しました。
さっそく、用意してあったトランスを介して163に取り付けて音を出してみました。
SPレコードのスクラッチノイズは、蓄音機のサウンドボックスとちょっと違います。もっと高い成分が混じっているような音です。
スピーカー再生より、蓄音機らしい音です(あたりまえか)。
ラッパ吹き込みより、電気吹き込みの方が合うようです。

詳しい聴き比べは今度の休みの日にじっくりしたいと思います。
とりあえず速報まで。
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by ibotarow | 2007-02-27 21:16 | 蓄音機 | Trackback | Comments(0)
2007年 02月 03日

拍手入りレコード

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メイプルソン・シリンダーのようなライブ録音は別として、録音の黎明期には、スタジオ・オーディエンスのアプローズの入ったレコードが少なからずあったようです。
バッティスティーニの1903年のワルシャワ録音[1]や、モーレルの1907年のファルスタッフ[2]は有名ですね。後者のモーレルは調子に乗って3回も歌っています、3回目はフランス語で。
この種のレコードは、当時のスタジオの雰囲気が生々しく感じられて、たいへん好ましいものです。

先日、Francisco d'Andrade(1859-1921)の1907年ベルリン録音の入った復刻CD[3]を購入したら、バッティスティーニと同じドン・ジョバンニのアリア「酒がまわったら」で、同じようにブラボー、アンコールの声が入って、2回繰り返して歌っていました。これはバッティスティーニのレコードを意識したんでしょうか?そういえば、聴衆の声が[1]に比べて非常に大きく、ラッパの前で叫んでいる感じです。ヤラセかもしれません。
d'Andradeは、バウアーのバイブルによると、Lyrophoneに10面の吹込みを残しています。いずれも彼だけの特別のマトリクス番号が振られました。最後のd'A 12だけが、後にParlophone 323として再発売されています。
なお、写真はd'Andradeのまさにそのシーンです。

それで、今まで聴いたことのある拍手入り録音を、備忘録として書き留めておくことにしました。ヴァイオリンでは、ヤン・クーベリックの1902年の未発売録音[4]があります。声楽ではソビノフの1901年モスクワ録音[5]があります。
これらのレコードに登場する聴衆とは何者だったのでしょうか?どこで読んだか忘れましたが、、それはスタジオ見学に来た人ではなく、スタジオの事務員や、近所のレストランからコーヒーを運んできたウエイターなどだったそうです。オペラ劇場では、アリアの後で拍手するのは当然の慣習ですので、レコーディング・スタジオでも思わず拍手してしまったんでしょうね。

ここまで書いて、ほかにも、もっと聴いたおぼえはあるのですが、思い出せません。
みなさんも拍手入りレコードをご存知でしたら教えてください。ここに書き加えていきたいと思います。

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その後、
CARATE-JPさんから、Joaquin Malatsのピアノ・シリンダー[6]を、またmr.hmvさんから、コチアンのエルフィン・ダンス[7]と、アデリナ・パッティ1895年[8]とゼンブリッヒ1900年[9]のベッティーニ・シリンダーをご紹介いただきました。

[1] http://ibotarow.exblog.jp/3740428/
[2] http://ibotarow.exblog.jp/3732818/
[3] Francisco d'Andrade, Don Giovanni: Finch'han dal vino (Mozart) Lyrophon d'A 12, Vocal Rarities, SYMPOSIUM 1350(2006)
[4] Jan Kubelik, Garden Scene from Gounod's "Faust" (Wieniawski) G&T [2704w], Jan Kubelik, The acoustic recordings (1902-13), BIDDULPH LAB 033-34 (1990)
[5] Leonid Vitalyevich Sobinov, Rigoletto: La donna è mobile (Verdi) G&T 22495 [266b], Harold Wayne Collection Vol.36, Leonid Sobinov, SYMPOSIUM 1238 (1999)
[6] Joaquin Malats, "The Catalan Piano Tradition", VAI AUDIO, 1 CD: cat# 1001 http://www.vaimusic.com/CD/1001.htm
[7] Jaroslav Kocian (Vn) solo with Pf, 1903, New York?, 1458 Elfin Dance (Spies), Self Announce?
[8] Adelina Patti (Sop), Bettini Cylinder, Rec.@1895.06.15, IRCC No.3100 (9163) Manon Lescaut : Bourbonnaise (Auber)
[9] Marcella Sembrich (Sop),Bettini Cylinder, Rec.@1900, Voci di Primavera (J. Strauss II), Prima Records No.1001, EP 45rpm, Truesound Transfers TT-1901, Compact Disc
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by ibotarow | 2007-02-03 13:14 | Trackback | Comments(0)