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いぼたろうの あれも聴きたい これも聴きたい

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2011年 06月 04日

カザルスのバッハ無伴奏ラッパ吹き込み

カザルスのバッハ無伴奏ラッパ吹き込み_d0090784_754321.jpg

前回、カザルスのラッパ吹き込みをリストアップしたが、それによると標記の録音は、

23 April 1915
37257 A5782 Suite No. 3 in C major: Prelude (Bach)
37258 A5697 Suite No. 3 in C major: Bouree (Bach)
37259 A5782 Suite No. 3 in C major: Sarabande (Bach)
15 April 1916
48697 A5875 Suite No. 3 in C major: Gigue (Bach)

の4面ある。4面しかないと言うべきか。
あれから1年たって、そのうち3面を入手することができた。
カタログ番号で言えば、A5782とA5875である。
カザルスは1876年12月29日生まれなので、このとき38,9歳。

何年か前、「カザルスのバッハ無伴奏は要らない」と書いたような気がするが、
その頃は電気録音の復刻LP[1]しか知らなかった。
今回、この3面を聴いて、20年後の電気録音との違いを改めて感じた。

何が違うか、うーん、溶岩が高温になるほど粘性が低くなり流動性が増すように、
音楽が流れるんですね、ラッパ吹き込みの方が。

Reference
[1] Suites for Unaccompanied Cello (Bach) EMI COLH 16-18

カザルスのバッハ無伴奏ラッパ吹き込み_d0090784_7562366.jpgカザルスのバッハ無伴奏ラッパ吹き込み_d0090784_757847.jpg

by ibotarow | 2011-06-04 08:13 | チェロ | Comments(0)


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