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いぼたろうの あれも聴きたい これも聴きたい

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2011年 06月 25日

ジャック・ティボーのFonotipia


ジャック・ティボーのFonotipia_d0090784_17474899.jpg

ヌヴーの次にティボーが来るのは蓋し必然というものであろう(笑)。
ティボーのFonotipia盤については何回か書いたので、もうあまり書くことがない。
リストを再掲する。

Jacques Thibaud FONOTIPIA Recordings

1905 Paris
[xPh 523-3, 524, 524-3] 39054 THAÏS (Massenet-Gallet): Méditation (84rpm)
[xPh 526] 39209 Mélodrame de Piccolino (Guiraud) (84rpm)
[xPh 531] 39208 Serenata (Vieuxtemps) (84rpm)
[xPh 532, 532-2, 532-3] 39087 Gavotte (Bach) (80rpm)
[xPh 666] 39231 LE CARNAVAL DES ANIMAUX (Saint-Saëns): Le cygne (80rpm)
[xPh 697] 39222 Scherzando (Marsick, op.6,2) (80rpm)

20 June 1907
Paris, w. A. d'Ambrosio (pf) (83.5rpm)
[xPh 2768] unp. Mélancolie (d'Ambrosio)/ l'Abaile (Schubert)
[xPh 2769] unp. Berceuse (Faure)
[xPh 2770] unp. Aveu (d'Ambrosio)
[xPh 2771] unp. Sérénade (d'Ambrosio)

発売されたのは、一般的には6面である。ただしグボー[1]によると、タイスの瞑想曲は、524の他に523-3[2]と524-3がある。これらは見かけたことがない。
タイスは片面盤と、ピッコリーノのメロドロムとの両面盤の2種類手に入れたが、残念ながら、 どちらも524のテイク1であった。
また、バッハのガヴォットにも、532の他に532-2と532-3がある。こちらもマルシックのスケルツァンドと、ヴュータンのセレナータとの2種類のカップリング盤を入手したが、どちらもテイク3であった。世の中そんなに甘くはない。

復刻CDは今までLEXINGTONのぼやけた蓄音機再生しかなかったが、2007年にSYMPOSIUMからやっとまともな復刻[3]が出た。

それ以外に未発売が4面あり、これらのテストプレス4枚が2,3年前のオークションに現れた。上のリストはそのときのデータを採用している。
MB $2000/eachであったので、もちろん見ているだけであったが、世の中に存在することがわかっただけでもうれしい。
そのうち誰かが復刻してくれることを祈っている。

References
[1] クリスティアン・グボー, "フランスのヴァイオリニスト ジャック・ティボー", 村上和男訳、(創栄出版, 1997)
[2] xPh 523には、Truesound Transfersによると、Rose Caron (S)の下記の録音が存在するので、523-3は怪しい。524-2ならわかるが。
20 December 1904 Paris
[xPh 523] 39097 SIGURD (Ernest Reyer / Camille du Locle, Edouard Blau): Sigurd, les dieux...Des présents de Gunther
[3] The GREAT VIOLINISTS Volume XXIII - FRANZ ONDŘIČEK - JULES BOUCHERIT - JACQUES THIBAUD - JOSEPH SZIGETI, SYMPOSIUM 1349 (2007)

by ibotarow | 2011-06-25 10:02 | ヴァイオリン_ラッパ吹き込み | Comments(0)


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