2018年 07月 28日
![]() エネスコのルーマニア盤つながりで、ボベスコのルーマニア盤を。 1年ほど前、BobescoのElectrecord Complete Recordingsが出るというTレコードのお知らせ[1]の中に、 「バッハは物凄く濃密な表現で噎せ返るような色気を見せる。 という大仰な説明文があったのですが、このお知らせをFaceBookに紹介された方が、 ジャケットはメロディアと同等の粗末なものです。 [STM-L-0844-1-B] バッハ:ヴァイオリン協奏曲第1番 イ短調 BWV.1041 さっそく聴いてみました。カーブはRIAAで再生。 モーツアルトも同じような音ですが、こちらはモノラルのようで、バッハより多少はスッキリしています。 その後、オリジナルモノラルLPを探したところ、 そのうちめぐり会えるでしょう、ボベスコのカラー写真に。(そっちかよ!) ![]() 実は今年初め、ボベスコのバッハ/モーツァルトのモノラル盤 ECE 0143を入手していたのですが、最近まで聴かずにほっぽっていました。 discog[3]によると、1963年12月録音と書いてありますが、 [M-0143-1-D] 冒頭に書いたように、「鮮烈な音質」かどうかが興味の的でしたが、結果は期待を裏切らないものでした。 イコライザは最初NABで聴きましたが、RIAAの方がより好ましい音質に近づきました。 STM-ECE 0844の感想は、「もごもごした、霞がかかったような音」でしたが、バッハはステレオだと書いているので、この時はたぶんDL103で聴いたのでしょう。 それで、STMはステレオ/モノ兼用の意味のようですので、STM-ECE 0844をタンノイモノで聴いてみることにしました。 一聴、モノラルに比べて低音がずいぶん増強されています。 という訳で、ボクの耳も実にええかげんなもんだということがこれでわかりました。
by ibotarow
| 2018-07-28 09:18
| ヴァイオリン_電気録音
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