2019年 05月 26日
以前、Arnold Rosé (1863-1946)のラッパ吹込みのリストを示しましたが、今回それに、C. Zwargの"Speeds & Keys"[1]から、キー、ピッチ(Hz)、回転数(rpm)のデータを拾って【 】内に記入すると、下記のようになりました。 1900 (Vienna) 【452】 1902 (Vienna) May 1909 (Vienna) Oct 4, 1909 (Vienna) Nov 7, 1910 (Vienna) May 19, 1914 (Vienna) Selma Kurz 1902年以前のデータはあまり載っていませんでした。[1]もG&Tすべてを網羅している訳ではないようです。 前回は、下記の2曲について、復刻CD[2,3]と合わせて回転数を推定した結果、 47925 [910x] Spanischer Tanz Nr 8 Op 26 Nr 2 (Sarasate) 78 rpm [2] (80.8 rpm [1]) となりました。 47925: 452*78/80.8=436 Hz となりました。いずれも予想したA=440 Hzからずれているので、参考データに留めておきます。 一方、この2曲を[1]の回転数で再生した時のピッチを確かめるため、300 Hzから600 Hzの平均スペクトルを求めると下図のようになりました。 ![]() というわけで、今回、音源を再アップするのに際し、回転数を[1]に合わせることにしました。 References
by ibotarow
| 2019-05-26 08:23
| ヴァイオリン_ラッパ吹き込み
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