いぼたろうの あれも聴きたい これも聴きたい

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2004年 01月 17日

エネスコのヘンデル

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Georges Enesco (Violin): Sonata No. 4 in D Major (Handel), Piano acc. by Sanford Schlussel, Columbia 5110-M [98617, 98618] and 5111-M [98619, 98620] (1929)

僥倖とはこういうことをいうのでしょうか、あるいは至誠天に通ずというのでしょうか、意外に早く夢がかないました。というのは嘘で、実は前の文を書いたときに、某オークションにヘンデル4番が出ていたのです。これはもう落札するしかありません、次にいつお目にかかれるかわかりませんものね、というわけで、精進?のかいあって、この天下の至宝がこのたびめでたく我が家にやってきました。欣喜雀躍であります。オリジナル盤にあって復刻盤にないものは何か?それは”張りつめた気”でしょうか。これほどの名品になると、もはや私は一時預かっているだけで、死んだらまた別の愛好家におゆずりして後世に伝えていかなくては、という気持ちになってきます。王羲之の真筆を自分の墓に持っていけるのは唐の太宗くらいでしょう。レコードは複製芸術ですが、LPやCDの復刻盤からみると、SP盤は立派なオリジナルです。ところで太宗の昭陵は発掘されたのでしょうか?私は蘭亭序の真筆を見たいわけではありません。現代に伝えられた搨模(とうも)と呼ばれる写本が、オリジナルをどのように写し取っているのか、に興味があるのです。そこには、きっとSP盤復刻パラダイムに関する有用な知見があるように思います。
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by ibotarow | 2004-01-17 00:00 | ヴァイオリン_電気録音 | Trackback | Comments(0)
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