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いぼたろうの あれも聴きたい これも聴きたい

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2007年 04月 30日

Dulce-Tonesドライバー

Dulce-Tonesドライバー_d0090784_922052.jpg

以前、mr.hmvさんからお借りしてそのままになっていたトランスデューサーを、今日やっと試聴することができました。
これは、The TEAGLE Co., Cleveland, O. のDulce-Tonesという製品で、サウンドボックスの針先を駆動するマグネチック・ドライバーです。トランスデューサー(変換器)というより加振器ですね。
取り説によると、ターンテーブルの上に乗せて使うようになっていますので、針はかなり斜めになりますが、絵もそうなっていますので、これで正常のようです。
WE-18Aオートトランスでタップを探ると、インピーダンス比は、0.64:500Ωが最良でした。16Ω換算で、16:12.5kΩになります。

音は、RCAドライバーに比べて、桁違いにナローレンジです。いくらナローレンジ好きを自他ともに許す僕でもタジタジとなるほどです。
それに、No.5Aと結合したときの共振が、中高域にかなり強く出ます。これが独特の甲高い音色を形作っています。
小さなラッパ蓄音機で再生しているような感じです。低音はほとんど聞こえません。
ですから、電気録音より、初期のラッパ吹き込みに適していると思います。
最近入手した、エレナ・ゲルハルト、レオン・エスカレ等を聴きましたが、盤によっては、生々しく聴こえるものもありますが、長時間聴くにはキンキンして疲れると思います。

復刻CDはどうだろうと、今、ハロルド・ウエインのVol.8 "The London Reds"を聴いていますが、バランスは悪くありません。
高域の丸くなった分、キンキン度も多少、緩和されるようです。
でもスクラッチノイズは、かなり迫真的な響きで、曲が終わると、ああ、止めに行かねば、と思ってしまいます。
試しにHMVのコーンスピーカー再生に切り替えてみると、こんな寝ぼけた音を聴いていたのか、と思うほどでした。
中高域のピークがもう少しダンプされて、低音がもうちょっと出ると言う事ないのですが、それだったら、サウンドボックスでレコードをかけろ、ということになるでしょうね。

これはRCAドライバーと違い、蓄音機の部品には何も手を加えていないのですが、やはりそれでも、本来の蓄音機といえるかというと、僕はいえないと思う。

by ibotarow | 2007-04-30 15:11 | 蓄音機 | Comments(5)
Commented by credenza at 2007-05-02 08:50
これ、便利そうなんですけれど、やはり相当ナローになってしまうのですね。どこかで新たに作ってくれるといいかもしれませんが、ペイしないでしょうね。
Commented by ibotarow at 2007-05-02 10:13
以前、同じような日本の製品を見たおぼえがありますが、たしか5万円くらいしたと思います。

上のドライバー、実はmr.hmvさんから、好きにしていいよと、いただいちゃったんですが、なんでしたら、お貸ししますよ。
Commented by at 2020-09-01 10:12 x
初めまして。
いつも楽しく拝見しております。
上記のものは大変画期的ですね!
これは今もどこかで手に入るのでしょうか…
Commented by ibotarow at 2020-09-02 08:03
翔さま、
ご訪問ありがとうございます。今すぐの心当たりは無いのですが、ネットオークション等で気長に探されるのが良いかもしれません。
Commented by at 2020-09-03 10:22 x
コメント返信ありがとうございます!
そうですよね〜…
頑張ってみます…!!


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