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いぼたろうの あれも聴きたい これも聴きたい

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2007年 06月 04日

サラサーテ盤の回転数その2

サラサーテ盤の回転数その2_d0090784_732093.jpg

昨日は、何となくつじつまが合う結果となって、これで一件落着かと思われたが、その後、がーさんからくだんの解説書のコピーを送ってもらってよく読んだら、またいろいろよくわからない点が出て来てしまった。

問題は3ページ目の記述である。下に全文を写す。
「このレコードの最後に設けられてある溝巾約三ミリ程の測音部の中には、サラサーテ自身がコンサート・ピッチのイ音を吹き込んで置かれましたから、この部分の発声する音のピッチが現今のインターナショナル・ピッチに依って調律されたピアノまたはオルガンの嬰イ音と同一のピッチに合うように調律した後に、更めてレコードをおかけになれば、サラサーテ自身の演奏をそのまま完全にお聴きになれます。そのためにはレコードを一分間に七十七回の割合で回転して戴きます。」

まず、コンサート・ピッチとインターナショナル・ピッチであるが、 [1]によると、
「コンサートピッチとは、1889年ウイーンの国際会議でで決められた国際標準音(インターナショナル ピッチ) A=435Hz に対して、1834年シュトゥットガルトで決められた A=440Hz の標準音の事。」
だそうである。
次に、イ(A)音と嬰イ(A#)音の周波数比は、平均律の場合、1:(2の12乗根)であるから、1:1.059になる。

そこでこれらの数値を入れて、上の文章を読み下すと、

① 内周トラックに入っている音は、コンサート・ピッチ(A=440Hz)で調律されたA音、したがって440Hzの音。
② インターナショナル・ピッチ(A=435Hz)で調律されたA#音は、435x1.059=461 Hz。
③ ①の音が②の音と同じピッチになるように調整するには、77rpmの回転数で再生すればよい。

となるが、どうも②のA#音がなんのためにあるのか、よくわからない。
サラサーテは、440Hzの音を弾いているはずなので、これが440Hzに聴こえる回転数を調べれば、それで話は終わりだと思うが。

あとは実証するしかないので、今度の休みにでもやってみるつもりである

[1] http://homepage1.nifty.com/nma-yc/manyual/column.htm

by ibotarow | 2007-06-04 17:31 | ヴァイオリン_ラッパ吹き込み | Comments(0)


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