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いぼたろうの あれも聴きたい これも聴きたい

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2007年 09月 09日

蓄音機の會

蓄音機の會_d0090784_7252718.jpg
昨日、ビストロ・ベルランの蓄音機の會に行ってきました。
前から行きたいと思っていたものの、オーケストラの曲が多いので躊躇していましたが、今回は、「舊吹込の歌手たち」というテーマで、これは行かなくちゃと残暑の中、初めて新橋まで出かけました。
プログラムは下記の通りで、半分以上が知らない歌手でしたが、室伏博行氏の簡潔にして要を得た解説で、コジマ・ワーグナーやマーラー直伝の歌唱を聴くことができました。
惜しむらくは、予告にあって期待していた、パルシファルの創唱者ヘルマン・ヴィンケルマンが聴けなかったことです。これは今後に期待しましょう。

HMV194は、驚くほど豊潤な音で鳴っていました。これは床が石のタイルで覆われていることが効いているなと思って、終わってから藤森オーナーに聞いてみたところ、壁は吸音性で、天井は湾曲させた合板だそうで、これらが相まって、部屋全体が鳴っているような効果が得られているようです。
いずれにしても、80年前からこのような豊かな響きの音でレコードを聴いていた人がいたのですねえ。部屋の差とはいえ、拙宅の6畳間で聴く163とは雲泥の差でした。

休憩時に出たワインはおいしかったですが、あの量のワインなら、ボクはチーズひとかけで十分です。願わくは、おつまみを減らしてワインを2杯、3杯にしていただけると幸甚に存じます。

Program

Wilhelm Grürning: "Lohengrin" Abshied, G&T 3-42454 [3791h] (1906)
Ernst Kraus: "Götterdämmerung" Siegfied Tod, Schall. Gram. 65050(042265) [515s] (1910)
Gram. Orch.: "Götterdämmerung" Trauermarsch, Schall. Gram. 65050(042262) [4434f] (1910)
Erik Schmedes, Lucie Weidt: "Götterdämmerung" Zuneuen Taten, teu'rer Helde, Schall. Gram. 044143 [01197v] (1909)
Alois Hadwigner: "Die Meistersinger von Nürnberg" Fanget an!, Gram. 042378 [291al] (1912)
Lillian Nordica: "Tristan und Isolde" Liebestod, Columbia 30652 (1912)
Johanna Gadski: "Die Walküre" Ho-jo-to-ho!, Victor 87002 (1906)
Emmy Destin: "Die fliegende Holländer" Ballade der Senta, Schall. Gram. 65186(043064) [514i] (1906)
Arnold Rosé: Air auf der G Saite (Bach-Wilhelmj) Gram. 47972 [14680u] (1909)
Arnold Rosé: Ungarisher Tanz Nr.5 (Brahms-Joachim) Gram. 47973 [14681u] (1909)
pause
Leopold Demuth: "Die Walküre" Wotans Abschied, G&T 4-42124, 25 [12951u, 12952u] 1908)
Anton van Rooy: "Tannhäuser" Abendsterm, Gram. 042161 [2398f] (1908)
Hermann Bachmann: "Die Meistersinger von Nürrnberg" Verachtet mir Meister nicht, Schall. Gram. 65544 [0718v] (1907)
Walter Soomer: "Die Walküre" Feuerzauber, Schall. Gram. 65156 [1132s] (1913)
Heinrich Knote: "Die Walküre" Winterstürme wichen dem Wonnenmond, G&T 3-42915 [3159r] (1907)
Fritz Feinhals: "Die Walküre" Wotans Abschied, Gram. 042219, 20 [387, 388s] (1908)
Leo Slezak: "Lohengrin" Mein liber Schwann, Victor 61203 [10815u] (1907)
Jean de Reszke: "Siegfried" aus dem Schmiedelied, IRCC 110 (1901)
Karl Muck, Boston Sym. Orch.: "Lohengrin" Vorspiel zum 3. Aufzug, Victor 64744 [B20818-2] (1917)

by ibotarow | 2007-09-09 07:25 | 蓄音機 | Comments(6)
Commented by credenza at 2007-09-09 08:53
このプログラム、実は私も手帳にチェックしておいたのですが、うっかり来週と勘違いして忘れてしまっていました。忘れずに申し込んでおけばお目にかかれたのに、残念です。
以前一度お邪魔したことがあるのですが、たしかにあの194、朗々と鳴っており、我が家の163との違いに唖然としたものです。だからと言って、194が買える訳が無いのであまり思い出さないようにしています(笑)
Commented by ibotarow at 2007-09-09 11:48
それは残念なことしました。またの機会をお待ちします。

蓄音機の音は、グレードの違いよりも、部屋の違いの方がずっと大きいということを、今回痛感しました。
ベルギーのお部屋では、163も、きっと朗々と鳴っていたことでしょうね。
Commented by anonymat_21 at 2007-09-09 17:23 x
充実した演奏会だったようですね。こういう会があるとは知りませんでした。うらやましい…
Commented by ibotarow at 2007-09-09 18:32
これだけのレコードはなかなか聴けるもんではありません。ラッパ吹き込み好きにとって、貴重な機会でした。

アノニマさんも194でしたよね、ぜひ床を石貼りにされんことを。
響きがとっても豊かになります、としか言えませんが。
Commented by gramophon at 2007-09-10 14:54 x
いぼたろうさん、蓄音機の會にご参加くださりありがとうございました。盤質のよいラッパ吹込はなかなかありませんが、今回は室伏さんのご協力でたくさん聴くことができました。

おつまみよりワインを多くとご所望のようでしたが、アルコールが入ると乱れる方もあるため、1杯だけでご勘弁願ってます。また、お出掛けください。藤森
Commented by ibotarow at 2007-09-10 18:26
> アルコールが入ると乱れる方も・・・
ボクの性癖を見透かされているようですね(笑)、了解しました。

また、声楽やヴァイオリンの小品特集があれば参加したいと思っています。


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