2002年 10月 22日
![]() 1902年、カルーソ29歳の初録音10枚のうちの1枚です。ガイスベルグとそのスタッフが、ミラノに乗り込んで、カルーソに録音の交渉をすると、カルーソはまず自分の歌を聴いてくれというので、スカラ座に席を予約したところ、その席はさるイタリア貴族の定席で、あやうくその貴族と決闘さわぎになりかけたという、いわくつきの録音です。 結局、決闘は回避され、録音は、ホテル・ディ・ミラノのガイスベルグの部屋に録音機を持ち込んで行われました。でも、決闘の話は、クルト・リースの「レコードの文化史」によると、レコードの売り上げを増やすために、G&Tがでっち上げた作り話ともいわれています。 盤面は、さすが100年の歳月を生き延びてきた古老のような、不敵な面構えをしています。 #
by ibotarow
| 2002-10-22 00:00
| 男声_ラッパ吹き込み
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